理事長あいさつ

 精神科疾患の病像は時代の影響を受けながら複雑・多様化し、患者さんたちのニーズも多様化してきた様に思われます。この多様化したニーズに応えるためには、スタッフ一同がそれぞれの専門性を生かしながら患者さんを中心とした協働(チーム医療)の在りかたが肝要となってきました。なお精神科医療とは、本来人間の精神現象を対象とするが故に、人間の尊厳性を敬する態度を失わないように心がけねばならないと思っています。

 当院における精神科医療の基本方針は、@新入院患者の早期退院、A地域移行促進支援事業の積極的取り組み、B通院医療を大切にして、デイケア・訪問看護など、地域生活を支えるチーム医療を中心にして、地域のサポートシステムと連携した医療体系の推進であります。

 平成20年度に「茨木市自立支援協議会」が発足しました。その趣旨に則って、患者さんの在宅支援をさらに充実するために、@相談支援事業、A地域活動支援センター事業、B就労移行支援事業、C居宅支援事業など多様なサービスを提供して、患者さんが安心して地域で生活できる福祉事業体系の充実に取り組んでいます。

今後、地域社会の人的資源との協働によって地域社会のニーズに応える医療・福祉サービスを展開できればと思います。



                                    医療法人 清風会

                                    理事長  橋 幸彦