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認知症 外来・治療病棟について
認知症外来(シルバー外来)
第1・3・5金曜日、第2・4月曜日 ※予約制
認知症による認知機能の低下や問題行動などを治療する専門外来です。
園田 薫 医師が担当し、認知症の鑑別診断や治療を行います。
鑑別診断のために、他院で検査を受けていただく場合があります。 日常生活の様子、客観的に見た症状や状態を知るために、本人だけでなく家族の同伴も必須となります。
また、単身生活者の場合は、地域包括やケアマネージャーに協力していただけると幸いです。
茨木病院 外来予約電話
電話受付/午前9時~午後4時(月~土)
認知症治療病棟
高齢化社会の中、さらなる急速な高齢人口の増加で医療や福祉の分野も大きな影響を受け、当院でも高齢の患者様が増えてきております。
地域からのニーズも多くなり、BPSDに対して精神科病院として適切な医療の提供が必要となるケースが増加しています。当院では、認知症治療ユニットで培った “関わりが治療となる”という経験を活かし、2022年11月1日より、エリアの拡大を行い、新たに認知症治療病棟55床を開設いたしました。
病棟ケア・一日の過ごし方
- 7:00 起床 モーニングケア、整容
- 8:00 朝食、お薬、検温
-
10:00
生活機能回復訓練
入浴(火曜日・金曜日 2回/週) - 11:00 お口げんき体操
- 12:00 昼食、お薬
- 14:00 生活機能回復訓練
- 18:00 夕食、お薬
- 20:00 イブニングケア、就寝前のお薬
- 21:00 消灯・就寝
入院中は看護師や専任の作業療法士が日々の関わりやプログラム活動を通して
“生活機能回復訓練”を行います。創作活動や音楽療法等を実施しています。
プログラム活動の様子
食事について
食事に使用する食器は食べやすいように色や形状を工夫しています
認知症治療病棟での取り組み
- 薬物療法中心の治療だけではなく、関わる人が治療の手段となる
- 身体拘束をできるだけせず、個別に見守り関わる
- 様々な活動や日常生活動作(食事・排泄・整容など)を治療的に行い、ご自身の持っている能力を活用できるように支援する
変わりゆくその人らしさに寄り添う
入院中は以下のような内容も支援しています
- 家族の休息
- 介護保険を中心としたサービス調整
- 本人も家族も安心して過ごせる環境作り