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双極性障害の症状と治療双極性障害の症状と治療

双極性障害の原因と症状

双極性障害は、うつ状態と躁(そう)状態の2つの状態を繰り返す慢性の病気です。

症状

躁状態の時に、気持ちが高ぶって自分が偉くなったように感じになり、傲慢な態度を取ったりします。眠らなくても平気で、お金をたくさん使ったりします。家族や周囲とのトラブルを起こして、社会的信用を損ねてしまいかねず、入院が必要となります。
このような躁状態とうつ状態を繰り返す場合を双極Ⅰ型障害とよんでいます。

一方、同じ躁状態でも入院するほどでもなく、本人も周囲の人もそれほどは困らない程度の状態を「軽躁状態」といいます。うつ状態と軽躁状態を繰り返す場合を双極Ⅱ型障害と呼んでいます。

双極性障害は日本人では0.7%の頻度で発症するといわれ、決して少なくない病気です。

双極性障害の治療

双極性障害の躁状態に対する治療薬には、比較的効果があるものが多くあります。
また、薬でコントロールすれば、それまでと変わらない生活をおくることが十分に可能です。躁状態を繰り返すことで、社会的に後遺症を残さないために再発予防の薬を続けなければなりません。双極性障害は、高血圧や糖尿病などと同じ慢性の病気なので、薬の継続は重要です。

予防に大切な点は、日々の生活のリズムを守ることです。徹夜をして睡眠のリズムを乱したりすると、一気に躁状態になってしまうことがあります。また、飲み会で大騒ぎをして、強い刺激を機に再発してしまうこともあります。

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